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Road to「Cold Heart, Long Distance」-2-

8/1、ツアー2本目は渋谷duo MUSIC EXCHANGEでの開催だ。

2014年8月1日、金曜日。

14:30
道玄坂をのぼった場所にduo MUSIC EXCHANGEはある。
そこにやって来たのは、大きなギターケースを抱えた2人組。そう、サンタラだ。今日はduo でのサンタラのワンマンライブ。
デビュー10周年ということもあり、気合いも十分な様子が窺えた。


15:00
太陽が登りきって暑さもピークになった頃、サンタラのリハーサルが開始された。観客が入る前のがらんとした静かなフロアに響き始める砂田のギターの音や、田村キョウコの渋く甘い歌声は、リハーサルの時点ですでに「本物」だ。

リハーサルでは音のチェックが入念に行われる。サンタラの2人だけでなく、PAや照明との連携があってこそのステージだ。リハーサル中も試行錯誤が繰り返され、ステージは作られていく。

今日のセットリストは「Cold Heart. Ling Distance」の曲が多めであるものの、もちろん他のアルバムの曲も織り交ぜて組まれているようだ。既に本番が待ち遠しくてたまらない!

16:45




リハーサルが終了すると、サンタラ二人で物販の準備を行っていた。ツアーグッズのラグランTシャツのレイアウトも、お客さんの事を考えて配置されている。人気のトートバックもカラフルに並べられている。このツアーからは、サンタラの「Cold Heart,Long Distance」の裏話もといサイドストーリーが詰め込まれた、その名も【SIDE STORY】というZINEも販売されるのだが、今日ももちろん物販に並んでいる。付属のCDには2時間以上にも渡るインタビューを集約させたというのだから、ファンにはたまらないだろう。

19:00
開演までしばらく休憩かと思いきや、ここからも実は忙しい。笑
ヘアメイクや衣装を着替え、ステージ上の「サンタラ」に変貌していくのだ。



ヘアメイク中の田村キョウコと、それを横目にサンタラの記事が掲載されているSmack!/dmxを読みふける砂田和俊。ステージを見ていても伝わると思うが、二人のこのゆるさもサンタラの魅力なのだろう。
田村のヘアメイク中、「欧陽菲菲みたい!」との声が出ると、歌いだす砂田と田村の姿は、皆さんにも見せたいくらいだ。

19:20
そろそろお客さんも集まり始める頃。duoの前には開場を待ちわびる人が大勢集まってきていた。その表情は皆嬉々としていて、サンタラへの愛が伝わってきた。

19:45
間もなく開演の時間がやってくる。ヘアメイクも衣装もバッチリ決めた二人は少し緊張しているようだった。
砂田は「大きい会場でやるのは少しこわい」と、少し緊張した面持ちではあったが、楽しみな様子でもあった。

20:00
待ちに待ったサンタラのお出ましだ。
「Cold Heart, Long Distane」のあの曲からのスタートにより、会場の空気ががらっと変わった。「Cold Heart,Long Distance」のコンセプトであるアメリカーナの雰囲気に、観客も呑まれていた。
田村キョウコのブルースハープが、寂れた西部劇を彷彿とさせる。

合間に入るMCでは、曲中とはうって変わり会場の雰囲気もゆるくほどけ始める。それから畳み掛けるかのように、サンタラの二人は観客を西武劇の中に連れていく。
「Cold heart,Long Distance」のリード曲であるBackseatはもちろん、カバー曲なども披露し、サンタラの音楽が会場を埋め尽くした。




MCでは、田村と砂田のお互いが憎まれ口をたたいているのが印象的であった。金沢の帰りで熱中症になったエピソードあったが、長いツアー、気をつけて頂きたいものだ。

アンコールの際には衣装を変えての演奏。砂田はこの日も販売しているラグランTシャツを着ての登場だ。




本編とアンコールを含め21曲。
寂れた雰囲気の中に響き渡る、田村の甘く渋い声、楽しそうに歌う姿に終始鳥肌が止まらなかった。砂田が奏でるギターの音は、一音一音が美しかった。
きっと今日この会場に訪れた人は、記憶に残るステージになっただろう。



23:00
公演は無事終了し、物販も大盛況に終わった。

これからもサンタラのツアー、「Cold Heart,Long Distance」は続く。
ぜひ時間がある方は一度でもいいから見に行ってほしい。だって、サンタラの音楽は、いつもと違う場所に連れて行ってくれるのだから。




duo公演の【SIDE STORY】はここまで。今回は自信に満ちあふれた二人の写真で締める事にしよう。

 text by MFL石田