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2017年5月17日 (水)
『ピテカントロプスになる日 vol.3』 Special Talk EGO-WRAPPIN'×柳原陽一郎



柳原陽一郎


EGO-WRAPPIN’


 ■開催日時
 2017年5月17日 (水)
 18:30 OPEN / 19:00 START

 ■開催場所
 duo MUSIC EXCHANGE

 東京都渋谷区道玄坂2-14-8 O-EASTビル1F
 ●duo MUSIC EXCHANGE Webサイト

 ■チケット料金
 前売り¥3,800(税込) / 当日¥4,300(税込)
 ※ドリンク代別途¥500-必要

 ■販売プレイガイド / チケット発売中!
 Music for Life チケット購入受付はコチラ
 

  tel. 0570-02-9999 【Pコード:327-414】

  http://l-tike.com【Lコード:73084】

  http://eplus.jp/

 ■お問い合わせ
 duo MUSIC EXCHANGE tel. 03-5459-8716

『ピテカントロプスになる日 vol.3』Special Talk
 EGO-WRAPPIN'×柳原陽一郎 

2015年のデビュー25周年を機にスタートした柳原陽一郎(ex.たま)のライブイベント『ピテカントロプスになる日』。出演者それぞれの音楽はもちろん、お互いの音楽も楽しくシェアすることをテーマとしたこのイベント。第3回目の共演者は2016年4月に結成20周年を記念してリリースされたベストアルバム『ROUTE 20 HIT THE ROAD』に『さよなら人類』のカヴァー曲を収録したエゴ・ラッピン。お互いのオリジナル曲はもちろん、話せば話すほど3人とも大好きな歌謡曲話で盛りあがり、なんとその場で歌謡曲カヴァーも決定──。という、どう考えても盛りだくさんなセッション必至の3人によるライブ、ぜひともお見逃しなく!

『ピテカントロプスになる日』

「エゴさんの『さよなら人類』を聴いて、あぁ~もうちゃんと旅立ったな、この曲はって思いました」(柳原)

●柳原陽一郎(以下、柳原):『さよなら人類』の素敵なカヴァー、ありがとうございました。

●森 雅樹(以下、森):こちらこそカヴァーさせていただけて嬉しかったです。

●中納(以下、中納):もう本当に。

●柳原:去年はエゴさん以外にハンバートハンバートさんとか何組かの方が『さよなら人類』をカヴァーしてくれて。印象としてはハンバートさんがアーシーな感じで、エゴさんがスペーシーな感じというか。ハンバートさんはデビューの頃から面識があったこともあって、なんか自分と地続きな感じがしたんですね。あぁ~わかるわかる、友達がやってくれてる、みたいな。でもエゴさんのは、「あぁ~もうちゃんと旅立ったな、この曲は」って思いました。ある意味、もう僕のもんじゃないんだなぁっていうような。

●森●中納:そうですか?

●柳原:だからすごく冷静に聴けました。これはこれとしてあるんだなって。そういう経験が自分の歌でできたのが、本当にすごく幸せで。「こんなふうに育っていってるんだなぁ」って、とても嬉しかったです。そういう意味で去年はいいプレゼントをたくさんいただいたなぁと。ところで『さよなら人類』を初めて知ったのは何で?

●森:高校生のとき、テレビの歌番組で観たのが最初ですね。大阪でイカ天はやってなかったんで。

●中納:関東の人とか東の人は、イカ天で知ったってよく聞きますけど。でも“たま”の曲はすごい自由な音楽ですよね。いい意味でやりたいこととか、思ったことをそのまま吐き出してるっていうのをすごく感じてました。

●柳原:でもけっこう時間かかってるんですよ。

●中納:1曲作るのに?

●柳原:はいはい。ちっこ~いネタをどれだけ面白くできるかで、1曲にホントに1年くらいかけてちこまかちこまかやって。だから初めてインディーズでレコードを出したのが86、87年くらいだったかな。……あ、その前にカセットは出してましたね。

●森:カセット! めっちゃいい!

●中納:めっちゃいい! そのカセット、まだあるんですか?

●柳原:音源はCDになってますね。そんな感じでやってたんですけど、ひょんなことからコンテスト番組に出てしまって。

●森:あ、イカ天か。

●柳原:そう。僕、反対したんですけどね。

●中納:えっ? そうなんですか。

●柳原:ロックじゃないし、イカすバンドでもないし。イカしてないし(笑)。したら、そういう態度じゃダメって言われて。

●森:そういう態度じゃダメ(笑)。

●柳原:言われました。マネージャーさんみたいなことをやってくれてた人に。その頃は大阪とか名古屋にツアーも行けるようになってて。そういうときにチラシとか配るでしょ? でもテレビに出るっていうのは、チラシの100倍くらいの効果があると。それを君は、そんなことも知らないでテレビに出ないって。どんだけ子どもなの?って言われて。

●中納:ふっはははは。

●柳原:すいません!つって。出ます!出ます!喜んで出ます!って。そしたらあんなになっちゃって。やっぱりすごいですね、テレビっていうのは。そういうご苦労はなかったですか? だってすごかったじゃないですか、2000年頃だったかな。ウチ、そんなに邦楽とかは聴かないですけど、それでもエゴさんのCDはいっぱいありましたもん。

●森:えっ?! ホントですか?

●柳原:はい。

●森:え──!

●柳原:いろんなとこからもらったりして。こういうの、流行ってんだよって。

●森:流行ってたかは……。

●柳原:流行ってたと思いますよ。

●森:でもあんま、そこまでないねぇ。テレビにほとんど出てないですし。

●柳原:じゃFMとかで広がった?

●中納:それこそ、濱マイクのドラマの主題歌さしてもらって。(2002年、ドラマ『私立探偵 濱マイク』の主題歌に『くちばしにチェリー』が起用される)

●柳原:あ─────! そうそう!

●森:だけど、そっから音楽番組に出るとかも、なかったですし。

●中納:出ろって言われても。出なかったっていうのもありました。

●柳原:いいっすね~。そういう感じ。

●森:生意気やった。

●柳原:そういうの格好いいですね~。

●森:出ぇへんほうがかっこええみたいに思ってて。ちょっとミステリアスなとこ残すほうが、とか。

●柳原:僕ら最初に出ちゃったから(笑)。それ、通用しなくなっちゃったんですよね。

●森:でもビジュアル、インパクトがあったから、出たほうが……。

●中納:うん、出たほうが。

●柳原:そうかもしれない(笑)。

●中納:“たま”は今見ても特殊ですもんね。他にないから。いまだにないですよね、柳原さんたちの世界って。

●柳原:そうですかねぇ。

●森:でも柳原さんはどっちかって言うと、メンバーのなかでも一人確信犯な感じがするんですよ。謎めいてて。

●中納:そうやなぁ。すごい秘めたものがあって。

●柳原:ああいうバンドだったんで、キワモノというか、そういう感じに見られるのも嫌だったし。ロックもすごい大好きなんですけど、なんか大きな声でロックとも言いにくかったし(笑)。ほんとはパンクロックも大好きなんだけれども。

●中納:パンクな匂いはすごいします。

●柳原:でしょ? でも、あの当時は誰もパンクロックって思ってくれなかったですね。

●森:キャロライナレインボーみたいな、ちょっとこう、なんて言うんですかね、スカム系っていうか。

●柳原:スカムね。“たま”は80年代の中頃くらいから始めたんですけど、世の中はマイケル・ジャクソンとMTVの時代で。フォークとかああいう音楽が一番力がなくて。もう終わっちゃった音楽っていう感じで。あの頃はビートルズでさえそうだったんですよ。

●中納:マイケル方向じゃないですもんねぇ。

●柳原:そう、明らかに昔ながらのフォークのスタイルに近かったんで。だからそういうなかで、どうやって時代に乗っかっていけるのかっていうことはすごく考えてて。売れる売れないじゃなくてね。だったらなんかビートルズっぽいところとか、もっと古~い日本の感じというか。僕、かしまし娘とか大好きなんですけど、ああいう感じをあえて入れてみたりしたら、このマイケル・ジャクソンの時代の隅のどっかに置いてもらえるかなぁみたいなことは考えてましたね。

●中納:あえて逆をいく。

●柳原:そうですね。あえて逆行する感じ。実際、“たま”は最初3人(石川浩司、知久寿焼、柳原)だったんですけど、その頃はほとんど演芸バンドで。同世代の若い子には全くウケなかったんですけど、おじちゃんやおばちゃんにはほんとにウケて。特に西日本のおばちゃんに。

●中納:西日本の(笑)。

●柳原:「ランニングの兄ちゃん」つって、ものすごくおばちゃんウケしてたので。

●中納●森:ぶははは。

●柳原:それがすごく距離を近くしてくれて。やってる歌は、口にするのも憚られるようなおどろおどろしいものだったんですけどね。でもウケるから。それがすごく嬉しくて勝手にプロになれるんだろうなぁと思ってました。なんの根拠もないくせに。

●中納:そうなんですよ。なんの根拠もなく、そう思うんですよね(笑)。

     

柳原陽一郎

柳原陽一郎

1990年にバンド“たま”のメンバーとして『さよなら人類/らんちう』でデビュー。1995年にソロ活動をスタート。
ジャンルを問わないセッションや「三文オペラ」をはじめとする海外の楽曲の訳詞など、活動は多岐にわたる。
2015年にはデビュー25周年を記念して初のベストセレクション・アルバム 『もっけの幸い』を発表。
2016年7月には新たな試みとしてスタートさせた『LIVE RECORDING SERIES』の第1弾『らぶ あんど へいと』をリリース。

■オフィシャルサイト
 http://yananet.com
■Twitter
 https://twitter.com/SweetsDeli
■Facebook
 https://www.facebook.com/yanagiharayoichiro

EGO-WRAPPIN’

EGO-WRAPPIN’

1996年 中納良恵(Vo、作詞作曲)と森雅樹(G、作曲)によって大阪で結成。
2000年に発表された「色彩のブルース」や2002年発表の「くちばしにチェリー」は、多様なジャンルを消化し、エゴ独自の世界観を築きあげた名曲として異例のロングヒットとなる。以後作品ごとに魅せる斬新な音楽性において、常に日本の音楽シーンにて注目を集めている。ライブにおいては、国内のフェスなどの出演だけに留まらず、ヨーロッパやアジアのフェスに出演するなど、海外でのライブ活動も行っている。
2016年には結成20周年を迎え日本武道館でワンマンライブを行い、その模様を収録したLive Blu-ray&DVD「ROUTE 20 HIT THE BUDOKAN 〜live at 日本武道館〜」を2017年3月15日にリリースする。

■オフィシャルサイト
 http://www.egowrappin.com/
■Twitter
 https://twitter.com/EGO_WRAPPIN_JP
■Facebook
 https://www.facebook.com/egowrappin

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