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miya takehiro「COMMUNICATE by the Music + LIFE CARAVAN」リリース特別インタビュー


miya takehiro
「COMMUNICATE by the Music」
+ZINE「LIFE CARAVAN」

miyakakehiro「COMMUNICATE by the Music」

●Album「COMMUNICATE by the Music」

miyakakehiro ZINE「LIFE CARAVAN」

●旅の写真と言葉を集めた冊子「LIFE CARAVAN」

miyakakehiro ZINE「LIFE CARAVAN」

○CD+ZINE限定セット価格:¥4,320(税込)

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「COMMUNICATE by the Music」試聴


miya takehiro「SOULNATURE feat. GAKU-MC」

miya takehiro

ピアノロックバンドNatural Recordsの活動休止後、ウクレレ1本持ってどこでも旅しながら歌い続けるmiya takehiro。活動休止から1年半、ソロデビューアルバム『COMMUNICATE by the Music』を3月9日にリリース。そして旅の写真と言葉を集めたZINE『LIFE CARAVAN』をMUSIC for LIFE」にて発売!

●インタビュー・テキスト:牧野りえ / 撮影:村瀬朋桂(duo MUSIC EXCHANGE)

──Natural Recordsを活動休止後、さまざまなところを旅しながら年間100本のライブを行ってきましたが、どんな心境でソロ活動をスタートさせたんですか?

●miya takehiro:ライブに来てくれる人に対して歌を歌うっていうことをバンドで8年間やったので、今度は僕が歌を届けに行くっていうことをしたいなと思ったんです。例えば“うちの街にも来てほしい”と言ってもらっても、メンバーとスタッフのスケジュールや経費を考えるとなかなか実現しなかったこともあって。そこを二つ返事で行ってあげたいなっていうのがあったんですよ。それでウクレレ1本持って旅をしながら歌を届けていくようになりましたね。

──実際にソロで始めてどうですか?

●miya takehiro:今はCDが売れないと言われる時代ですけど、音楽を聴く人ってすごく多いんだなっていうのがわかりましたね。ライブ会場に聴きに来る人は一部だけど、街中に音楽は溢れてるし、カラオケを盛んにやってる街もあれば、民謡とか昔からある音楽が盛んなところもあるし。自分が実際に行かないと触れられない音楽たちにたくさん触れることができて、今までにはなかった気づきがありましたね。あと、打ち上げでも歌うようになりました(笑)。一番大変なのはそのイベントを仕込んでくれてるスタッフの方たちで、本当は僕の歌をすごく聴きたかったはずなのに聴けなかったりするんですよね。たとえば受付をやってたり、駐車場の手配をしてたりして。ようやく打ち上げでみんなが顔を合わせた時に歌ってあげると、“今日は良かった。報われた〜”と言ってくれて(笑)。そこで音楽が何のためにあるのかっていうことも再確認することができますね。

──それによって生まれてくるメロディや歌詞も変わりましたか?

●miya takehiro:変わりましたねえ。“ここでこういう歌があったら盛り上がるな”とか、“ここで目の前のお酒が進むようなものがあったらいいな”とか、ライブ現場で見えてくる曲を作るようになりました。

──ニューアルバム『COMMUNICATE by the Music』収録曲もそういった旅の中から生まれた曲が多いんですか?

●miya takehiro:半分くらいそうですね。他は、GAKU-MCさんやヨースケ@HOMEとのコラボ曲とか、今までの活動の中の大事な音楽をパッケージしました。こういろんなところで音楽をやっていると、音楽のおかげで新しいことが起こったりするんですよね。音楽って衣食住には含まれないけれども、コミュニケーションの1つとなる大事な魔法だなと。今回このアルバムを作ったことで、また新しいコミュニケーションが生まれるといいなと思って『COMMUNICATE by the Music』というタイトルにしました。

miya takehiro

──特に印象に残っている制作エピソードを教えてください。

●miya takehiro:「a Little English」という曲は、岐阜の高山のライブに向かう途中、長野の松本のガソリンスタンドでヒッチハイクの旅をしている2人の外国人を車に乗せたんです。道中、“日本に来るのは何回目ですか?”って聞いたら“first time”だと。“どこに泊まるんですか?”って聞いたら“We have a tent”って言うんですね。彼らはベルギー人で、僕と話すために英語を使ってくれて。僕もカタコトの英語でやり取りしてたんですけど、それでも十分に話ができたんですね。中学生英語で“英語しゃべれますか?”って聞かれた時に“I can speak a little english”って習いましたよね。なんかこそばゆい感じがあったじゃないですか。英語をしゃべれるかどうかを英語で言うみたいな(笑)。それで「a Little English」っていう曲を書きました。

──外国人との会話も盛り込まれていて、リアリティある歌詞がとても面白かったです。

●miya takehiro:「夜のパレード」は、千葉の津田沼に『Sweet kavakava』というバーがありまして。そこのカクテルコーディネーターの店主って、日本でも有数のバーテンダーなんですけど。1つテーマを決めて、僕が曲を作って、彼が新しいカクテルを考案するっていうイベントを1年に2回やってたんです。その時に“夜のパレード”という単語が出てきて曲を書いたんですよ。そうやって旅をしながらいろんな人に出会っていく中で、自分の中にないイメージとかエピソードとか単語によって曲が引っ張り出されるので曲の幅が広がっていくんですよね。アルバム1枚を通して“あ、音楽って楽しいな”とか、“ライブに行ってみようかな”っていう楽しみを見つけてもらえたら嬉しいですね。

──『COMMUNICATE by the Musicのリリースに合わせて、旅の写真と言葉を集めたZINE『LIFE CARAVAN』を作ることになったきっかけは何ですか?

●miya takehiro:旅の中で写真を撮る機会が増えました。それは、見たことがないものが多いからなんですよね。それをいつもブログとかに書いてたんですけど、一冊の本にしてみたいなっていうのがあって。duoでいろいろ相談してた時に“ZINE”という形式があるよと。今まさに実現しつつあると。

──また、それをMUSIC for LIFEで販売しようと思ったのはなぜですか?

●miya takehiro:特定の飲食店を中心としたコアなコミュニティーって日本各地にたくさんあるんですけど、そこに来た人にしか見つからないんですね。または、気になるけど行くタイミングがつかめないとか。でもそのコアなコミュニティーの中では、結構いいこと言ってたりするんですよ、その土地を想う気持ちとか、人を大事にすることとか、言ってみれば誰にでも響くであろう分かりやすいことを。そこで、音楽は多方面に行き来できるものだと思うから、音楽を奏でる人間が動いていろいろな人や場所をつなげていきたいなと。こんなに大きな箱を維持して日々たくさんの人を迎えているduoがMUSIC for LIFEというある種、コアな音楽やライフスタイルファンに向けた制作も合せてやっていることに、どこか自分の活動と共感するところもあって、MUSIC for LIFEと一緒にやらせてもらうことにものすごい可能性を感じたんです。

miya takehiro

──現時点で“この写真は絶対に入れたいな!”と思っているものはありますか?

●miya takehiro:今回表紙に選んだ写真が、岐阜高山に住んでいる僕の友人が作ったツリーハウスなんですよ。見てると登りたくなるんですね、ツリーハウスって。それってすごいことで。見て綺麗とかじゃなくて、触れてみたくなるっていうのが、旅の一歩なんですよね。まずそのツリーハウスの写真を表紙にさせてもらいました。あとはもういろんな写真を入れてて。たとえば北海道の牧場の写真ですね。その牧場の牛は鼻輪をつけてないんです。それは、鼻輪をつけて引っ張る必要がないくらい、オーナーのことが好きで呼べばついて行くんですよ。牛にはたいてい名前をつけないんですね、情が移ってしまうから。でもそこは全部名前がついてるんです。オーナーが“takehiroくん、これお礼にあげる”と送ってくれた牛肉に、“チャコちゃん”って書いてあるんですよ(笑)。

──なんだか食べにくいですねぇ(笑)。

●miya takehiro:食べられないと思うかもしれないですけど、僕はチャコちゃんの肉が本当にありがたく感じて。その時点ではチャコちゃんに会ったことがないですけど。

──確かに、“ありがたくチャコちゃんをいただこう”という気持ちになりますね!

●miya takehiro:どのタイミングで食べたらいいかわからなくて冷凍庫にまだチャコちゃんの肉があるんですけど。じゃあZINEが完成した時にMUSIC for LIFEのスタッフみんなでチャコちゃんを食べましょうか!(笑)。そんなふうに旅をしている中で、いい意味で価値観を揺さぶられる瞬間がたくさんあって。そういう写真も入れてます。それを持って旅に行ってもらえたら嬉しいですし、アルバムと合わせて見てもらって、ライブにも来てもらいたいですね。






miya takehiro

miya takehiro | みや・たけひろ


サッカー、旅、猫を愛するシンガーソングライター。独特な透明感のある歌声が話題となっている。埼玉浦和出身、東京在住。全国を旅しながら、年間約100本のペースでライブを展開中。ap bank fes、Natural High など野外フェスやアウトドアイベントにも多数出演。ワークショップ「ウクレレで歌おう」を定期開催し、日テレ「ズームインサタデー」に出演するなど幅広く活動中。また最近では、都内小学校にて「自分の言葉で歌を作ろう」という授業や、大学にて「旅と音楽」というテーマでゲスト講師を務めるなど、教育現場にも参加する機会が増えてきている。
幼い頃から続けているサッカーとの交流も盛んで、フットボールブランド「CAPAZ」の映像音楽を担当したり、W杯パブリックビューイングの際にライブを行ったりしている。

活動歴:
2006年、ピアノロックバンド「Natural Records(ナチュラルレコード)」を結成(vo&piano、bass、gt、drの4人組)。ボーカル&ピアノを担当。数々の作品をリリース(HIP LAND MUSIC、Happiness Records、etc)。主催イベント、ワンマンライブを、渋谷CLUB QUATTRO、恵比寿LIQUIDROOM、渋谷duo Music Exchangeなどで多数開催。多くのリスナー、音楽人の指示を得るも、2014年に活動休止。
バンドと並行していたソロ活動をバンド休止後、本格始動。

オフィシャルサイト
http://miyatakehiro.com/

Twitter
https://twitter.com/miya_takehiro

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